1930
律子P「立て込んでるみたいなので…待機させておいて下さい」
小鳥「分かりました、プロデューサーさん」
律子P「はい?」
小鳥「諦めないで下さいね?」
律子P「ははっ、勿論ですよ!」
そう宣言するとプロデューサーは駅前に向かって走り出した。
1933
その頃事務所では…
千早「ほら美希!行くわよ、支度済んだでしょ!」
美希「だって、ミキ寒いのやだもん…」
千早「傘差せば良いじゃない」
美希「雨が当たらなくても外は寒いの…それにまだ少し眠いし…」
千早「いいから行くわよ!ほら!」
美希「うー…ミキこんな寒いのに外出たら死んじゃうよぉ…」
千早「もう!じゃあ美希は夜食抜きね、残念」
小鳥「まぁまぁ、千早ちゃん…」
美希「ミキ、犬じゃないから餌に釣られないもん…」
小鳥「まぁまぁ、美希ちゃんも…」
千早「春香?さっき亜美真美に買出しに行かせたのなんだったかしら?」
春香「えぇっ!?いたっ!………っ!えっと、3千円で買えるだけのおにぎりだったと思うけど?」
美希「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええっ!?」
千早「あらあら、残念だわ」
小鳥「まぁまぁ千早ちゃん、そんな風に言ったら美希ちゃ…」
美希「ミキ行く!」
小鳥「はやっ!」
美希「海の公園の方いくっ!」
小鳥「えぇぇぇ!?一番遠いじゃない!」
千早「じゃあ私は住宅街に行くから、傘差しても良いけどダッシュで行くのよ!」
美希「行ってきますなの〜!」
小鳥「美希ちゃん…安上がりね…」
1940
不意にプロデューサーの携帯が鳴り出した。
律子P「小鳥さんから…まさか」
パカッと携帯を開く。
律子P「はい…」
小鳥「プロデューサーさん?」
律子P「タイムリミットですか…?」
小鳥「まだ少し大丈夫ですよ、お知らせがあります」
律子P「お知らせ?」
小鳥「今さっき千早ちゃんが美希ちゃんを説得して二人で律子さんを探しに行きましたよ」
律子P「ほ、本当ですか?」
小鳥「はい!千早ちゃんは住宅街に、美希ちゃんは海の公園に行くと言ってました。あと」
律子P「あと?」
小鳥「ご存知で無いかも知れませんが、美希ちゃんの直感はものすごく当たるので連絡を待つ方が良いかもしれませんよ?」
律子P「そう、なんですか…分かりました。しばらく様子を見ます」
小鳥「はい、では頑張ってください」
2000
律子P「とは言ったものの…」
街路樹の立ち並ぶショッピングモールで一人ポツンとプロデューサーは立っていた。
律子P「ここに居てどうにかなる訳でもないし…」
<小鳥に連絡>
小鳥「はい、小鳥です。どうしましたプロデューサーさん」